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5月2日 13番大日寺〜徳島の大鶴旅館へ

今日は徳島の街の中へ再び向かう一日です。
晴天。
歩き始めると、青い制服姿の集団登校の小学生に「おはようございます」と元気よく挨拶してもらい、今日も頑張らなくっちゃと元気が出てきました。
道ばたのお店で”食べ易くておいしいよ”とお勧めのデコポンを買って、さっそくお接待所があったので食べようと思ったら、8時半からしか開かないようで、珍しい赤紫の藤棚の下で食しました。
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13番大日寺では 住職の女性が本堂の廻りの拭き掃除をしておられ、合間にご記帳をしてくださいました。
「ああ、この方だな。韓国の舞踊の第一人者でここにお嫁に来られた方。」とすぐに解りました。以前偶然TVで見た事があった。
朝からてきぱきとお掃除に、ご記帳にと走り回っておられました。
ここでも夏みかんがご接待とあったので ゆっくり頂きました。
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14番常楽寺までは ちょっと解りにくい道のりでした。
2人で気をつけても、赤いお遍路道の目印がなかなか見当たらないのです。
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お遍路道の目印はガードレールや電信柱や交差点の要所要所にあって、出会うと本当にほっとします。
地図を片手に確かめながら歩いていても、結局お寺の裏手の養護施設の方から突然境内に出てしまい、門での一礼が出来ませんでした。
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岩の上に建てられたお寺は境内も大きな石の上を歩き、階段も石を階段に刻んであって、珍しいお寺でした。

15番国分寺は 集落と田の中にあるお寺でした。
途中赤ちゃんを抱いた母親と一緒の小さな幼稚園生から可愛い声で「こんにちは」。自然で驚きます。
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門に桐の紋と菊の御紋章があり 他のお寺と雰囲気が違います。
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だんだん広い平野の中を歩く。 代掻きや田植えの機械が忙しそうに動いていて、昔のように”一家で田植え”の風景はなくなっているのが寂しい。

街中の 16番観音寺を参拝の後、帰りの高速バス券をコンビニで買う為に国道に出て、ラーメン屋に入る。
小さなお店だったが満杯だったが、「荷物をここに置いて下さい。水を入れ替えましょう。」と言って下さる。あっさり味の中華そばでとても美味しかった。店主が「お気をつけて」と顔を出してくれて、店員さんが冷蔵庫に冷やしておいてくれたペットボトルを下さった。
暑い1日で、空のボトルを見ての気遣い、とてもうれしいお接待だった。

17番井戸寺 田園風景の中の雰囲気のいいお寺だった。
近道だからと同じ道を引き返すお遍路さんもいたが、道順とおりに歩く。
大きな川を渡って いよいよ街に入る。
街歩きになんだか違和感を感じる。
晴天の中サングラスに白衣で歩いていると、「変な人!」と自転車の後ろの幼稚園生が声を上げる。
なんだか 急に疲れてきた。
「街に入ったら コーヒーを飲もう」と言っていたのに、1軒逃したら なかなかコーヒーショップが見当たらないので余計に私は不機嫌になる。

やっと見つかった短大の前のお店に入り、女性客の中でコーヒーと甘〜いフレンチトーストを食べる。
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 満面の^0^

大鶴旅館は評判の良い遍路宿で、夫が泊まりたかった宿でしたが、歩き遍路に対する女将さんの心使いが半端でない評判通りの宿でした。お経が書かれた掛け布団でした。
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履きっぱなしだったズボンを2層式の洗濯機で洗い、熱いお風呂を頂いて、先客の男性と話しながらおいしいお夕飯を頂きました。煮物と和え物が優しいお味でしかも取り合わせが凝っています。こんなお夕飯が作れるようになりたいなぁと心から思いました。トンカツも美味しかった。
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先客さんは3度目のお遍路。もうご記帳で待たされるのがいやということで長距離を歩いているそうです。お昼も食べないそうです。
日本酒を追加しながらずうっと話しているのを女将さんは側に座ってずっと相手をされていて、私たちも楽しい一時を過ごしました。
先代のおばあさんは評判のお接待をされた方で、およめさんの女将さんも引き継いでいられました。

もう一度機会があったら泊まりたい宿の一つです。
夜中に中庭に干しっぱなしの洗濯物を取り込んだ時に外に酔客の声が時々聞こえ、街中の宿なのが本当に残念でした。

今日の万歩計 32,817歩 20.34km
by miistitch | 2014-05-31 16:52 | 歩き遍路 | Comments(0)

新緑の鳥 額に入れました

枠をステッチしたら 画面が引き締まりました。
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手持ちの額に入れて 玄関に飾りました。
光が入るので 斜め撮りです。
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FremmeL.N. 30-62454
Design : EDITH HANSEN
Linen : HF-Linen 10B
Thread : HF-Flower Thread
by miistitch | 2014-05-31 14:27 | Fremme | Comments(3)

新緑の鳥 完成

枠を残して ステッチ終わりました。
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FremmeL.N. 30-62454
Design : EDITH HANSEN
Linen : HF-Linen 10B
Thread : HF-Flower Thread

ざっくりしたおおらかな作品になりました。
フレメのステッチは心が安らぎます。
by miistitch | 2014-05-29 09:06 | Fremme | Comments(2)

鳥が増えました

新緑が広がっています。
10目の布にステッチをすると、元々淡い色なので融けそうなほど淡い色になります。
鳥の羽の色の濃淡が近い色なので、間違えないように気をつけてステッチしています。
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by miistitch | 2014-05-21 16:03 | Fremme | Comments(6)

5月1日 徳島市内へ お接待をうける

この朝の景色が見たくて焼山寺に泊まったのです。
今日は晴れそうだ。
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「コブシや山桜が咲き終わって、お堂のあるあたりにこれから藤の花が紫に霞んでくる。」と昨日和尚様が愛しそうに言っていた。
5時半 お寺の中を散策する。
静かな境内。
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朝ご飯を頂く
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山盛りの わらびの白和えが柔らかくて美味しかった。
昼のお握りの変わりに菓子パンを用意してくれてあったが、おひつのご飯で2つ握らせてもらう。
「精進料理で足りましたか?」と作務衣の女性に聞かれる。昨夜は余りの美味しさに二人でおひつのご飯を完食したので聞かれたのかな? 今になって恥ずかしい^^
今日は下り
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下りの道は
お杖がとても役に立った。お大師様に感謝。
しゃがの花がいっぱい咲いていた。
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杖杉庵に来ると、追いついて来た若い男性が「昨夜は柳水庵の下のお接待所で素泊まりした」と話しかけてくる。宿に泊まらない人もいるんだ。野営の銀色のシートが光っていた。
柿やみかんの畑の中を通り,
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バス停のある鍋岩に降りて、ソフトクリームと清美みかんを二つ買って食べた。
冷たくて美味しかった。
人家のある里に降りて来たんだなぁ。
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夫は廃校になった小学校や以前通った橋を懐かしそうに写真に収めていた。
又玉ヶ太庵まで又一登り。
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峠を越えると素晴らしい景色が開けてきた。
みかん畑は葉が消毒されていた
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この山肌を廻ると、
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眼下に清流の流れる桃源郷のような景色が開けた。
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山肌の畑を耕すおじいさんに会ってしばらく歩いていくと、おばあさんが二人立派なお接待所でお話ししていた。「休んでいって」と声をかけられて、箱に一杯の夏みかんから一つずつ頂いた
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「今日はさっき男の人が通っていった。朝から7人も来た」
「遠くから来たもんだ。」「外人さんも来るよ」など話が止まらない。
「あの家もあの家も空き家になって○さんだけの1軒になってしまった。」とさっき通って来た上の部落を仰ぎ見る。人も半減してしまったそうだ。
ニコニコして一言も話さない左のおばあさんも90才を超えるとはとても思えない。元気だ。
「ここは自分の家の土地を提供した。下には水洗トイレもあるから使って」と言う。
きれいに掃除された立派なトイレだった。ありがとう。竹筒に100円入れる。
こんなお遍路の休憩所があちこちに作られているようだ。
「こんな景色のいい所で住んでいたら幸せですね」と言ったら満足そうにうなずかれた。
未亡人達は、お遍路を待って毎日話が尽きないようだ。
バスが通り過ぎる。
歩いていたからこんなお接待を受けられたねと話しながら、車道を延々と下る。
日が照りとても暑くて 建物の陰を探して昼食にする。
お遍路の大きなお人形が横断歩道に立っていて 遠目にすごくリアルで驚かされた。夜だったらこわいだろうな。
郵便局に寄ってお金を下ろす。連休だから早めに下ろしておかないと。
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下の部落まで降りると鯉のぼりを初めて見る。今日から5月。
清流を渡って、
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あとは川の流れに沿って、ビュンビュン車の走る国道に出てもくもくと歩き、国道沿いのペンションやすらぎにたどり着く。
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15:26
今日の万歩計 31,465歩 19.5km
by miistitch | 2014-05-21 01:47 | 歩き遍路 | Comments(0)

4月30日へんろころがし 12番焼山寺へ

今日はいよいよ 12番焼山寺への山道遍路です。
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雨は上がって霧のかかった朝です。
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藤井寺の山道まで戻って、山道を登り始めると『へんろころがし』の文字が目に入る。気を引き締めて歩き易く横木を渡して階段状になった道をひたすら登る。すぐに息切れがしてくる。
薄暗い山道。
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山ツツジに励まされる。
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長戸庵に女性専用のトイレがあり、ありがたかった。休憩をしていると私たちよりずっと前に出発した滋賀の女性が登って来たので驚く。「ゆったりの道 との道しるべの方に行ったら車道が長々と続き 引き返して又登って来た。」との事、私も一人だったらその道に迷い込んだかもしれない。迷い易い道標だと思って気の毒になった。休んでいるうちに二人の男性が追い越していった。
急な登りばかりではない。
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出発の時に付けていた白衣が汗で蒸れてくるのでついに白衣を着ていられなくなる。(夫が、「通販で速乾性の白衣を買ったら?」と薦めてくれたのを受ければ良かった。)タオルを顔に巻き付ける。昨日の雨のせいで湿度がはんぱでなく拭いても々汗が流れる。山がガスっている。
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尾根を抜けてちょっと明るくなってほっとして休憩を取る。後25分の道標がうれしい。
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車道に出た後こんどは山道を下り ユキモチソウの咲いている急な石の斜面を気をつけながらそろそろと降りていくと、柳水庵が見えて来た。
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シャクナゲが満開だった。
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今は無人となった柳水庵は、夫が18年前に泊めていただいて老ご夫婦が薪でお風呂を湧かしてくれて心からのおもてなしを受けた思い出深い所で、私も楽しみにしていた。
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冷たい湧き水で手を洗い、早い昼食をとって1時間余ゆっくりした。
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新緑の中 小鳥の声がずうっと美しく響いて心にしみた。
小さなリュックに飲み物だけで軽やかにあの急な山道を駆け下りてくる女性に驚かされた。明らかにお遍路ではない。
しばらくすると又ピチッとしたピンクの衣装の女性。
聞いてみると、トレイルランニングというスポーツで、さっきの方は徳島でも有名な方で、折り返し戻ってくる、とのこと。トレーニングに最適の地のようだ。
以前TVで、アルプスを超えて寝ないで山脈を走り抜ける競技を見たと言ったら、沖縄ではないんですか?と聞かれた。(以後時々こんな支度の男性にも出会った。)「昨日徳島で古謝美佐子さんが人形浄瑠璃と共演したのを見たばかりなんです。」としばし歓談、明るくて楽しい方だった。
人形浄瑠璃も見たかったな。

ゆっくり過ぎる昼食の後は又山道が待っていました。
やっと半分。
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細かな白いツツジがかわいい。
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 切り倒された杉の林を登りきった所に、杉の大木を背にお大師様の大きな銅像がそびえ立っていた。(一本杉庵)
暗くて威圧された。
分かれ道、道標が見当たらなくて私だけあたふたとする。
なんだか右に回ると引き返すみたいな気がしたので。 
それから延々と山道を下る 途中でさっきのトレイルの女性が引き返して来て 記念写真♪
山里に降りきった。昔は炭焼き等して生計を立てていたらしい。
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轟々と流れる川を渡り
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青い岩の急な登り、ここは写真を撮れないほどきつい登り、登山道だった。
岩を削ってあったり、急な石の道を夢中で這い登る。16丁目〜8丁目と刻まれた石と小さな石仏が続き、励ましのお札が木々にぶら下がっているのを横目で見ながら歩を進めました。
急に開けた道にでると、寄進された大きな石仏の並ぶ車道でした。

12番焼山寺の山門に辿り着きました。14:24
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大木の下では、麓で追い抜いていった きれいな長い髪を後ろで束ねた若い男子が休んでいました。
目が合い にっこり黙礼してくれました。
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不思議な事に、白衣を着て納経を終えた頃 追い抜いてずっと先に行ったはずの滋賀の女の方が後から辿り着かれました。私たちの方が遅いと思われている様子だったので何故とは聞けませんでしたが、次の宿まで又出発していきました。無事着かれますように、、。

すぐに宿坊の方がお風呂を湧かして下さって、昔懐かしいタイルのお風呂でゆったり暖まりました。
さっそく外で洗濯をして、玄関先の華やかな牡丹の見事さにうずくまって見入っていると、黒衣のお坊さまが、「下にもたくさん咲いているよ」と言って下さって案内してくださいました。
坊の半天を着た夫と 下の道に降りて見せて頂きました。「なかに入って見なさい」と崖の上からお坊さま。恐縮しながらパチリ、
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見事!

さて宿坊のお部屋は「発心」でした。
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なんだか私にふさわしい名前でした。
お炬燵も準備されていて、ストーブもどうぞと言われました。ほっこり♪
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後で知ったのですが、この徳島のお遍路は「発心の道場」と言われているそうです。
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他のお客は男性が一人だけ。
濃紺の作務衣でてきぱきと準備して下さいました。
おいしい精進料理でした。
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旬の野菜のお煮付け
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和え物と酢の物
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蕎麦の実のすまし汁
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この旅一番の味付け、今思い出してもおいしかったなぁ〜〜

今日の万歩計23,026歩  14.27km
長い記事におつきあい。ありがとうございました。
by miistitch | 2014-05-19 12:07 | 歩き遍路 | Comments(0)

新緑の中の鳥 のステッチを始める

久しぶりに我が家に帰ると、梅雨になっていて、ますます新緑が生い茂って来ています。

前から温めていた ”新緑の中の鳥”のステッチを始めました。
10目の麻布はザクザクとした感触で、なんだか絨毯を織っているようです。
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by miistitch | 2014-05-17 11:31 | Fremme | Comments(2)

4月29日8番熊谷寺〜11番藤井寺

昨夜は夜中強い雨の音がしていたので、今朝は晴れてくれるのでは?と期待していたが、どんよりした朝になった。
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落ち着いた民家を見ながらひたすら歩き、8番熊谷寺に辿り着く。山門を抜けて,
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多宝塔を通り抜け、緑の美しい本堂に着いた。
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参拝し、納経していただく。「ハンサムなお坊さんだったな」と言われたが手元しか見ていなかったので残念だった^^
雨が降って来たので納経所に引き返してポンチョと雨具のズボンを付ける。
広い田んぼの中を雨風に煽られながらひたすら歩く。
田植えの最中で大きな田植機があちこちで動いていて,早苗の植わった田んぼも見られた。

9番法輪寺に着く。こじんまりしたお寺だが納経所の隣に設けられた休憩所が素晴らしくて、こんな雨の日は歩き遍路にとってとてもうれしくて感激した。
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靴を脱いで靴下も外してしばし休憩。
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ここのご本尊は般若釈迦如来、釈迦の横たわったお姿が珍しい。今年は1200年の記念の年でご本尊が拝見出来る。始めは遠慮していたが、この寺あたりからご本尊もしっかり拝ませていただくようにした。
本堂の前には、ご本尊まで紐が伸びていて白い立ち木に結ばれている、これはごご本尊の指とつながったお手綱紐に触るだけでご本尊のおそばに近づけるようになっているそうで、白木は祈願塔というようだ。

10番切幡寺 鄙びた麓の家並みを抜けて 長い参道を歩く。雨にぬれながら330段の階段を登り本堂にたどり着く。途中のお店で「お荷物を預かります」とあったので預けて軽くなりたかったがぐっとこらえて頑張った。階段を登りながらリュックの肩ひもを手で押し上げる。たった5kgの荷物が肩に食い込む。
本堂の片隅で吹き付ける雨にぬれながら”いしだ”でお接待して頂いたお握りを食べる。
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途中で予定していた”うどん”のお店で昼食。
暖かいお汁が身にしみて美味しかった。バスのお遍路の集団が他の部屋に入っていった。
ここは広い道沿い、歩き遍路の歩く道沿いにはほとんど食堂もお店もない。

広い畑の道をずうっ歩く。広い畑にはかぼちゃやキャベツの緑が広がっていて壮観だが、写真を撮る場合ではない。自分でカメラを持つのも嫌で、写そうという気にもなれないものだ。
昨日の民宿で、冠水すると渡れなくなる橋があると言われてどうなるかと思ったが、そこまでの雨はなく、ちょっと拍子抜けしたが風はとても強かった。
2つ目の橋 吉野川を渡る。
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川幅が広く、欄干の無い橋はちょっと怖い。
途中お遍路さんの休憩所で飴をなめ、昨日買って余っていた大福餅を一つ食べる。
ここは素泊まり1泊だけは出来るようだが、今日のような雨の日にはガラス越しでも風が入って寒そうだ。
途中、菖蒲に癒されながら人家の多い街を抜ける。
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雨が強くなってきて疲れ始めた。
夫の足についていけなくなり「水を飲みたいと言ったのに止まってもくれない!」と怒ってしまう。
夫は、あるはずのローソンが無い事が気になるようでだんだん無口になる。
広い国道沿いにお店は移ってしまった。明日の山越え、明後日の山越えにはお店が無いので今日のうちに買っておく予定だったのに困ったと言う。
なにかおやつになる物を買っておかないとお握り2個では体が持たなくて大変なのだそうだ。
歩き遍路は余分な荷物を持てない。ちょっと重いだけで肩が痛くなり歩けなくなるから。

足を引きずるようにして11番藤井寺に辿り着いた。
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古木がやっと咲いている感じだった。
それから少し道を降りて旅館吉野に着いた。16:00
旅館が用意しておいてくれた湯船につかって冷えた体を温め、次の方が来る前にすぐにお洗濯をしてお部屋に広げる。
せっかく体が温まったのに、夫は旅館の方に自転車を借りて傘をさしてローソンまで出かけた。
私は申し訳なくて、雨でぐしょぐしょになった夫の靴に新聞紙を詰めては水を吸い取り々、夫が帰るのを玄関で待っていた。
又入浴して冷えた体を温めてもらい、やっとおいしい夕食の膳についた。
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おいしいトンカツが嬉しかった。
夕飯には奈良の私より上の?女性と 初めての遍路という青年が既に食事を始めていた。
夫との遍路を止めて、自分の速度に合ったお遍路を再び始めたそうで一人歩きだそうだ。
二人の歩調が合わなくて無理だったので二人は別々になり、夫はすでに77番までお遍路されていると話していた。青年は今日1番からここまで来たという。私たちのペースは相当ゆっくり設定されているようだ。(私の夫は私の足に合わせて そうとうがまんしているのだなと、さっきの怒りを申し訳なく思った。)その後は夫の戦利品のお菓子を広げて、明日の荷造りをして早々に休んだ。
明日は晴れますように、、、明日はいよいよ難関の焼山寺への山越えだ。
今日の万歩計 31,631歩  19.61km
by miistitch | 2014-05-17 09:22 | 歩き遍路 | Comments(0)

4月28日1番霊山寺〜7番十楽寺

今朝は5時までぐっすり眠った。
出発前の家のお掃除もろもろとても疲れていたようで、いろんな夢をいっぱい見た。
朝食を済ませ宿を出る。7:15

お寺の門前のお店で身繕いを整える。
まずは納経帳。大判だが分厚くない物を選ぶ。
菅笠は深めの物で白衣は長袖、腕も日に焼けたくないと思ったのだが、これが後ほど後悔する事になる。 
お杖は夫が使ったものを持って来ていた。下から1cmの目盛りを2つ夫が書き入れた。
9日間でどのくらい減るのだろうか?
1番 霊山寺 
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本堂をお参りして、納札を箱に収め般若心経を唱え、大師堂でも同じようにお参りして、納経所に行き御朱印を頂く。
私の前にいた結願の男性が、尼様に「又歩いて下さい」と言われていた。
88カ所歩き終わった後又1番に来る方がいる事を初めて知った。3年かかったとお話ししていた。

靴を脱いで納経して頂いた
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こんなお写真を撮り申し訳ないです。
今年は四国88カ所礼御開創1200年記念という事で、左に特別な御印を頂いた。
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お寺ごとに違った御印でし
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ご本尊のお姿「御影」の他に、記念として、赤い「霊場開創記念御影」も頂きました。
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お寺を後に2番極楽寺までの道のりは、人家の脇や家の裏の山道を通りました。
道ばたの販売所では取れ立ての筍やふきなどおいしそうな野菜が準備されていました。
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3番金泉寺 あとからみえた集団の参拝客が声を揃えて合唱していた。ぼそぼそとそれぞれが唱える歩き遍路の私達とは違った雰囲気だ。
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4番大日寺 ここで観梅園で作ってもらったお握りを食べる。 山門で名物の金時芋の干し芋を買い歩きながら食べる。大木のある神社を抜け、

5番地蔵寺 お寺の裏五百羅漢の方から入る ゆったりとしたお寺だった
これはお寺の裏。
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6番安楽寺 竜宮城のような門でした。
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7番十楽寺 花房の長い藤の花がきれいでした。
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やっと 天然温泉いしだ に着きました。 15:57
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個人の家でしたが木組みの素晴らしいお部屋で驚きました。
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以前夫から聞いていたお遍路宿とは段違い。きれいな新築の家で、私達だけだったので家の方とゆっくりいろんなお話をして楽しかったです。
お夕飯の頃には大雨になって、明日は降られそうだとTVの天気予報です。
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万歩計 29,186 歩   18.09km
by miistitch | 2014-05-15 01:30 | 歩き遍路 | Comments(0)

4月27日 徳島入り

那覇発の飛行機で神戸空港へ 11;10発13;05着
神戸空港から高速バスに乗り、初めて本四架橋を渡って徳島駅に 13;55→16;33
窓から渦潮らしい海が見えました。
高徳線(単線 1両)で坂東駅へ 17;17着  12km
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駅正面に1番札所霊山寺の山門が見える。
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明日からのお遍路の始まりのお寺にちょっと緊張する。
夫に付いて9日間歩き通せるだろうか?
きれいに咲く白い薔薇を見て「頑張ろう」と心に思う。新緑の季節、久しぶりに見る本土の春が私の力になってくれるに違いない。
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旅館は観梅園 
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窓から、ドイツ村が梅林の先に見渡せた。
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暑〜い岩風呂に入ってから荷物の整理をする。お部屋はとてもきれいで気持ちのいいお宿です。
お夕飯はお御馳走でした。大きな梅の入った梅酒と夫の好きなスイカが出ました。
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就寝 8;30
 
万歩計4,909歩 3.04km
by miistitch | 2014-05-13 10:54 | 歩き遍路 | Comments(0)