唐人飴売り

”唐人飴売り” できました。
このシリーズで一番心惹かれたのがこのお人形です。
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説明書が面白いので 記します。
「唐のナァ唐人の寝言にはアンナンコンナンおんなか、たいしかはえらくりうたい。
こまつはかんけのナァ、スラスキへン(中略)かわようそこじゃいナァバァバァ、パァパァ」
こんな訳のわからない歌を唄いながら唐人飴売りがやって来ると、子供たちはお小遣いをもらって走ってきます。なかには、どうも見たことのない子供が混じっていて、そんな子は、身振り手振りの面白さに夢中になって飴売りの後をついてきているのでしょう。
当時の飴売りは、唐人飴だけでなく、面白おかしくふしをつけた唄や、手振りをして往来を歩いて売っていました。それでも、唐人飴だけは特に奇妙な服装なので、大人まで振り返って見るほどでした。更紗でこしらえた唐人服に、大きな唐人笠をかぶり沓まで踏いて、チャルメラを吹くのですから話題になるのも当然です。
この頃は、砂糖は貴重品で、お菓子類はあまり甘くありませんでした。ですから、甘いものに目がない若い娘さんたちも飴は大好物で、妹や弟に買ってあげるついでに自分の分も沢山買い込む姿がよく見られました。
江戸っ子は新しいもの好きで、落語のひょっとこそばにあるようの「どこそこに新しいそばができたよ」と聞くと、とにかく先を競って食べてくる。といった気質でしたから、飴売りも少しくらい奇抜な服装をしなければ子供たちにアピールすることができなかったかもしれません。
遠い異国のエキゾチックな雰囲気に目を輝かせて見ている子供たちの姿は、珍しいものに好奇心を持つ現代っ子と同じような心なのでしょう。、、、。

ちょっと変色美味の襟布も、シミを避けつつ木目込みました。
他の布との調和を考えると、キットのままのが合います。
夜に木目込んだ 黒布の足のシワはご愛嬌ということでちょっとごまかしてます。
夫に完成品を見せると細々細部まで見られるのですが、奇抜な出で立ちにごまかされて何も申さず、「今までで一番面白い」とのたまわれて くれました。(^^)//
私も、これと、落としそびれた”水芸人のお人形”がいいなぁと思ってます。
逃した魚は大きいです。

by miistitch | 2017-07-17 00:19 | 木目込み人形 | Comments(2)
Commented by cat at 2017-07-17 07:02 x
唐人飴 どんな味だったのでしょうね~。
こんな格好の飴売りさんだと 付いて行きたい気持ち
分かります(^^)
こういうキットに出会えたなんて 凄いですね。
Commented by miistitch at 2017-07-19 14:28
#catさん 本当、甘〜い角砂糖みたいなのかしら?
瓶の中に何やらキラキラ輝いてます。
昔のキットは、オークションで手に入れましたが、以前では考えられないですね。
持ち主が作りきれないでしまった品なのか眠っていた品を見ると見過ごせない自分がいます^^
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